セックスレスのカウンセリング

セックスにおける種々の悩みの改善に退行催眠が役立つことがあります。セックスに関するカウンセリングはプライベートな領域にかかわるため、セックスレスのカウンセラーは医療従事者であることがのぞましいとされています。

認知の歪みを背景にした強迫性障害はセックスレスのひとつの原因となりますが、ヒプノセラピーは潜在意識に働きかけて、認知の歪みをとる修正方法を用います。不感症の悩みの背後に愛着障害が潜んでいることも多いです。

認知を変えると思考と感情が変わり、さまざまな精神的な行き詰まりを脱出するのです。気分障害の一種である、双極性障害と診断されてから、内服薬が必要ないレベルまで改善したケースもあります。

ヒプノセラピーのこうした効能は、心療内科のほうでも少しずつ認められてきています。境界性パーソナリティー障害は薬による治療ではなかなか改善しませんが、臨床心理士によるカウンセリングでも難渋します。ヒプノセラピーは認知を修正することで、思考の枠組みを改善していくのです。

カウンセリングだけでは改善されない認知の歪みも、適切な暗示を与えていくことで少しずつ変容します。被害者になりたがるといった思考の歪みは、パーソナリティ障害には特有のものですが、催眠療法の理論を背景にした思考訓練は、境界性パーソナリティー障害の被害者意識をじょじょに解除していきます。

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