精神科疾患を食事療法で治す時に大切なこと

世の中には様々な心理療法の類があります。
催眠療法もその一つですが、それ以外の療法が全部、
間違いだというつもりはありません。

解決志向アプローチでも、傾聴法カウンセリングでも、
その人が良くなればそれでOKなのです。

前世療法をきっかけに、「普遍的信仰心」を
学んで頂くことで、心身の問題解決をすることを
主軸にしていますが、それができないレベルの人も、
それなりに前進すれば良いと考えています。

食事療法も同じで、例えば故甲田光雄先生の甲田療法で
精神疾患の難病を完治させた人もいます。

このような方法で難病を奇跡的に治してそのままの食生活で
元気に生きている人も一つの「エビデンス」ですから、
そうすると現代医学も栄養学も反論できないわけです。

甲田療法は玄米という炭水化物つまり
糖質を食べるものですから、炭水化物ダメ、糖質ダメという
食事療法も、万人への正解ではないということです。

朝食を食べず一日一食で健康長寿の人もいます。
すると朝食は絶対必要という理論は成立しなくなります。
人間というのは体質も違えば、病気になるポイントも違うのです。

牛乳は不健康な食材との認識が広がりましたが、
牛乳の害が出やすい人もいれば出にくい人もいるのです。
また、完全菜食が理想かというと決してそうではありません。

かつて著名なヨガの大家がインドをめぐって
完全菜食のヨガ行者をたずね歩くと、決してそれほど長寿ではなく、
みな顔が早くから老化してしわくちゃで、肉類を断つことが最善ではないと
悟ったというエピソードを著書で書いていました。

長生きしたければ、動物たんぱく、魚や卵も必要ですし、
肉でも牛乳でも「完全に」断つ必要までもありません。

飽食のグルメで肉や酒や大量の過食をするので病気になる、
ということであり、炭水化物ダイエットや糖質制限に
意識が向けば自然に食べる総量が減るので、改善する、
という話にすぎないのです。

極端な糖質制限は脳梗塞を起こしたりしますし、
米のかわりに肉ばかり食べると、大腸癌など
さまざまな癌になったりする副作用も出ます。

ですから、ある一つの療法が人類すべてに合うものではない。
個々のケースですべて違う。
この当たり前のことを考えることが大切です。

「50歳からは炭水化物をやめなさい」という本がありますが
それでうまくいく体質の人にはうまくいくのです。
でも、そうじゃない人もいるのです。

小麦は確かに食べ過ぎると良くないでしょう。
今の小麦はすでに小麦の固有種ではなく、
改良に改良を重ねた別種といえるほどに違うものだからです。
炭水化物や糖質を控えるなら、まず、小麦グルテンから減らすのがベターです。

栄養学絶対主義も間違いであり、糖質炭水化物ダメ主義も
間違いであり、断食至上主義も間違いなのです。
すべては中庸です。

中庸というのは個々のケースにあわせて
強い時には強く、弱い時には弱く、つぼにはまることを意味します。
糖質や炭水化物を避けるべき状態の人には避けさせる。
少食にすべき人には少食にさせる。

一般的な方向性があっても個別で違うことを知る必要があります。
だからこそ、「専門家」の存在意義があるのです。

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