「思い込み」を自分だと錯覚すれば、運命の奴隷になる

浮かんでくる思い、それは機械的な自動思考であり、単なる過去に由来する「思い込み」です。「思い込み」を自分だと錯覚すれば、奴隷のような人生です。そこには「自由」「創造」「進化」がありません。私たちにとって大切なことは、自分の意志で刻々に作り出すほうの「良き思い込み」です。

これを「プラス想念」と言います。運命を変えたり、自分を脱皮させたり、改革させるのは、この「プラス想念」のパワーです。プラス想念が生み出されることで、プラスの行動が生まれます。これが精進努力です。努力のためのエネルギーは、プラス想念を出し続けることで生まれます。プラス想念を出すとは、自分への言い聞かせをする、ということです。

悪い思い込みは悪い運命を引き寄せる結果に

「試練に負けるものか、絶対に勝つ」「できないはずはない、あいつにできることは私にもできる」「根気よく練習すれば、私も必ず上手にできるようになる」オリンピックに出場するようなアスリートたちもきっとこんなふうに日々、自分に言い聞かせてきた歴史を持つことでしょう。日々の自分への言い聞かせこそが、自己改革や脱皮のための基礎です。たとえ状況に進展がなくてトンネルの中にいるようでも、それでも、この「言い聞かせる努力」を続けることが大切です。潜在意識の中に「プラス想念」の蓄積が一定量入らないと物事は動き始めません。日々、お祈りするということも、潜在意識への蓄積という側面を持っているのです。最初から「自分には無理だ」と考えると、努力に精魂をこめることはできません。悪い想像は、悪運を引き寄せてしまいます。うまくいかない原因は自分の無意識の思い込みや、気づかないところでのマイナス思考にある場合もあるのです。

メンタルが弱いという思い込みを捨て潜在意識を書き換える

「メンタルが弱い」という思い込みを作ることで、さまざまな人生上の苦難に苦しんでいる自分自身の状態を説明しがちな人がしばしば見受けられます。確かに、うつ病や双極性障害やパニック障害などの精神科で診断される病名を一度でもつけられたりすると、自分はメンタルが弱いんだなという思い込みができるのも無理もないことだと思います。しかし、メンタルが弱いとか、メンタルが強いというその「ものさし」は実はきわめてあいまいな、人間評価でしかないのです。人間は、自分にとって不得手な環境に身をおけば、本来の自分の能力が出せないので、「メンタルが弱い状態」になるものです。その反対に、自分にとって得意で恵まれた環境なら、本来の自分の能力を十分に発揮できるので、そのとき「メンタルが強い状態」にあるのです。<このことからもわかるように、メンタルが強いとか弱いというのは、実は「そのときの状態」でしかないのです。

メンタルを病む三つの条件

持って生まれた強さや弱さはあるのかもしれません。あるいは育ち方によって練磨されたり、しなかったりする、ということもあるでしょう。しかし、それを上回るほどに大きな要因は、今の環境です。お金の苦労、対人関係の苦労、身体疾患の苦労、好きな仕事に就けない苦労、愛に恵まれない苦労、そういった苦労の多い状態にあれば、その人のメンタルは「弱い状態」になりやすく、そのうちに、精神科疾患になることもあるのです。うつ状態やうつ病などメンタル疾患になるには三つの大きな条件が必要です。

第一に、人生に明確な目標がない
第二に、嫌なことを嫌な気持ちで嫌々しなければならない環境
第三に、自分を責めるか他人を責めるかのいずれかをしている状態

良い思い込みを作り出す努力が大切

逆にいえば、この三つの正反対の状況を作り出せば、メンタルの病気は治ります。これは誰でもできることなのです。メンタルが弱いという思い込みを捨てて、自分のメンタルがどんどん強くなっていくと今日から思い始めてみませんか?自分はどのような人間なのか、それを規定しているのは自分の思い込みです。幸せになる資格が自分にはあると思えなければ、幸せを強力に引き寄せることができません。愛に恵まれるだけの価値が自分にはあると思えなければ、あらゆる愛を引き寄せることができません。結婚できない、伴侶がいないといったことになります。知らず知らずのうちに間違った自己認識が原因で、さまざまな苦難を引き寄せていることも多いということです。

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