マイナス思考とは認知の歪み

【質問】

精神科の薬を飲むのやめて、もうすぐ2週間なのですが、
おとといくらいからマイナス思考ひどくなり、
自分のまわりから神仏は去って行ったような気もします。
薬を飲んでいた時は、「いつもニコニコしている人」と 言われていたんですが。

【回答】

薬があなたの思考を停止させていたので、 マイナスのことを考えなかったために、
気分が良かったのです。しかし、薬で思考を麻痺させることから 卒業したので、
問題が浮上してきたということです。

いまこそ、自分の間違った思い込みを改める時です。
自分を幸せにして満足できる人生をつくるために、 「認知の歪み」を見つけ出して、
素朴で素直な前向き思考に変えましょう。

精神科の薬を飲むということは、 こうした努力から当面、回避するということです。
そのまま、いつまでも、問題と向き合わないなら、 薬との縁も切れません。

自分の中のわざわざマイナスに考える認知の歪みを 直視して、
これを修正しなければならないときです。

脱皮するためには、認知の歪みの種類を 理解して、
思考の歪みを解除していきましょう。

思考を明るい前向きなものに 軌道修正することで
メンタル疾患は自然治癒させられます。

今すぐにでもできる努力は、 自分にたえずプラスの言葉を呪文のように
言い聞かせてあげることです。

これが「自分への世話」です。 独り言、セルフトークともいわれますが、
自分への「言い聞かせ」のことです。

「どんどんよくなります」

「どんどん幸せになれます」

「どんどん良い縁がむすばれていきます」

「どんどん元気になります」

このような言葉をひたすらつぶやくことが大切です。
自然にわいてくるマイナス言葉をうわまわるプラス言葉を
自分に言って聞かせることが「自分への世話」です。

お祈りのような表現でも、自己暗示の効果があります。
体調が悪い時には横になってでも、
心で祈るとよいでしょう。

「なにとぞ、元気が回復しますように」

「なにとぞ、明るく努力できますように」

「なにとぞ、良縁が結ばれますように」

ということをしっかりと祈ることが大事です。
こうした自分への言い聞かせ、声かけが、
自分の潜在意識を動かしていきます。

何でも悪い方に考える、何でも悪い予測ばかり立てる、
といった悲観的な予言をすることは、最大の認知の歪みです。

潜在意識において焦点を当てて意識したものが 現実となって、
引き寄せられてくるので、この認知の歪みがあると、
何をやってもうまくいかなくなります。

自分ではなかなか直せない場合は、 催眠療法を受けて、潜在意識とつながり、
思考の歪みを解除していくことをおすすめします。

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