自己暗示やイメージを実践していても叶わない理由

潜在意識はつながっています。自他の区別がありません。誰かを憎むとき、それは自分を憎んだのと同じです。誰かの成功を嫉妬したら、それは「成功」の否定、つまり自分の成功を否定したことになります。自分よりうまくいっている人のことを嫉妬したいことがあったら、そんな時こそ要注意です。成功者を祝福しましょう。それは「成功」そのものを肯定し受容することなので、自分にも同種の成功が引き寄せられるのです。

潜在意識には自他の区別がないから、他人を祝福することは自分を祝福することなのです。嫉妬とは否定であり、祝福とは肯定です。「成功」「自己実現」という概念を肯定しなければ、自分にそれが引き寄せられません。自分の持っている願望について、「こんな虫の良いことは許されない」と思っているとしたら、引き寄せられないのです。それは否定だからです。

虫の良いことを願望にしているのであれば、その実現によって自分が幸福感に満ちることで、周囲をさらに幸せにできると言い聞かせましょう。仮に五悪を積んだら十善を積めば、さしひき五のプラスになるのです。もし、虫の良いことであってもそれが十善につながれば、それは望んでも良いのです。

嫉妬心も自己処罰も、すべて否定の想念であり、自己実現と幸せ人生の妨げです。そして、今、虫の良い成功をしている人も、実は前世の徳分で今、得をしているだけかもしれません。目には見えないが、過去や過去世での積み上げが、あったから幸せやラッキーをゲットしているだけです。

この世の富や成功や幸運を手にする人を見たら、すべて祝福してあげましょう。それは未来の自分の姿なのです。それを教えてくれている存在なのです。あなたもそうなれるのです。なってよいのです。祝福した瞬間から、その流れに入れます。

価値と能力へのアファメーション

アファメーションとは自己暗示のことですが、自分への肯定的な宣言とも解説されています。アファメーションには抽象的なものと具体的なものがあります。万人に活用できる抽象的なものは、意識のベースをつくるのに使います。私も著書で、こうした基礎になるキーワードをお伝えしています。それでは、個々の事例におけるアファメーションは、どのようなものが最適なのか。

今回は、あらためてそれに関してお話します。具体的な願望や理想についてのアファメーションを考える場合、自分がそれを叶えるだけの能力があるということ、そしてその実現状態を受け取るだけの価値があるということ、この二点が大切になります。病気を治すことでも、恋愛でも、仕事でも、その実現のための能力があること、それを受け取るだけの価値が自分にあることを言い聞かせることです。

結婚を例にあげると、
「私には○○なパートナーと結婚できるための能力が十分にある」
「私には○○なパートナーと結婚するにふさわしい価値が十分にある」

病気治しでいうなら、「私には完全な健康を実現するための能力が十分にある」
「私には完全な健康を実現するにふさわしい価値が十分にある」

自己暗示やイメージを実践していても、なかなか叶わない問題がある場合には、その実現のための能力と、実現した状況を受け取るにふさわしい価値が自分にあることを、まず潜在意識に納得させることが大切です。「それだけの価値がない」とか「それを実現するには能力が足りない」などと、どこかで思っていると、その固定観念が実現の妨げになるのです。自分の能力も、自分の価値も、本来は自分で自由に決めてよいものです。

能力や価値を宣言するとき、それが実際に実現しているかどうかは問題になりません。あくまでもポテンシャルについて語るだけだからです。それはこれから実現していくのだということを潜在意識に納得させていく宣言なのです。自分の価値と能力について、具体的なアファメーションをぜひ作って下さい。それは覚えてしまって、いつでも自分に言い聞かせられるようにしておきましょう。

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