魂の黄金法則~できなかった自分を変える

目次

自分を変えたい、できないことができるようになりたい、こういった悩みは誰でも持っているものです。悩みながらも、そのままにしている人も多いと思います。それに対して、どのように向かうことが最善なのでしょうか。「あるがまま」でいて良いのでしょうか。

「できない」と認めるとできなくなる

もし、本当に変えた方が自分も周囲も幸せになるような問題であるならば、それは、自分で「そうなろう」と決意をして、そうなれるようにと自分に毎日言い聞かせながら、そうなるように努力の実行を続ける方が良いかもしれません。その途中でうまくいかないこともあるでしょうが、そのたびに、またやり直し、軌道修正、再チャレンジを繰り返すこともできるでしょう。人間は少しずつ能力が向上していくものです。そのような姿勢や取り組み方をせず、自分の「できないこと」を認めてしまえばそこで止まります。

「変えられない」と思い込むから変わらない

「自分は○○ができないのだ」とマイナスの自己暗示を自分にかけてしまっている人が多いです。例えば、「私は毎日何時間寝なければならないので夜は何時には就寝しなければならない」などと、決めつけている人がいます。するとその時間に就寝するために睡眠薬を飲んで、無理やりに眠らなければならなくなるかもしれません。このような思い込みは無益なものであり、固定観念に過ぎません。なぜ、これまで変わらなかったかといえば、それは「変えられない」と思い込んでいたからです。

「できない理由」を探す限り幸せは来ない

自分が自分に対して、つぶやき続ける言葉が後ろ向きで、脱皮しようとしないから、進歩がなかっただけかもしれません。「できない理由」ばかりを考えて、何もしないのであれば、人生を終える時、後悔することになるでしょう。自分への甘え、できない自分を認めることで努力やチャレンジから逃げていても、それはこの世の法律では裁かれないでしょう。しかし、来世には影響が出ます。来世は肉体労働をしなければパン一つ食べられない環境で、無理やりにでも努力することを学ぶことになるかもしれません。

自由意志を発揮すれば無限の可能性が開く

来世また日本のような裕福な国に生まれ、自由に生きる幸せを得たいのであれば、そして死後の世界でも、豊かに幸せに過ごしたいのであれば、今、できることをしておく方が良いと思いませんか?今、前に進むか、後の苦労を大きくするか、どちらを選ぶかは、あなたの「自由意志」です。すべて因果応報になっています。あなたの選んだことが、当然の結果をあなたにもたらします。人間は、みな、死ぬまでの時間をどう過ごすのか、神様から試されているといえるかもしれません。

前世療法で思い込みの壁を打ち破れ

もし、どうしても自分が変えられないと悩んでいるのであれば、前世療法を受けることをおすすめします。自分の前世を複数体験すると、今の自分のなすべきことが見えてきます。それは一種の悟りであり、境地の転換になります。これによって、今までどうしても動かなかったものが動き始めることが多いです。今まで一度も前世療法を体験したことがないという人はぜひ、一度は前世療法を体験してみて下さい。

悪劫を積むことを恐れずに進む~前世の徳と劫

前世療法で過去世を体験すると、戦争にかかわっていた前世が出てくることがあります。戦争ですから、当然、敵を殺したりします。殺すというカルマの負債がそこで発生するので、生まれ変わると、自分が殺されたりします。負債が完全に消えるまでは、病気に苦しんだり、人間関係で苦しんだりといった生まれ変わりが繰り返されます。しかしながら、私達にとって、大切なことは、「積不善を重ねることを過度に恐れてはならない」ということです。

本当の積善とは何か

なぜならば、本当の大きな徳を積むには、その過程で付随的にどうしても、一定の積不善を積んでしまうこともありえるからです。銀行強盗が五人やってきて、二百人の人を人質にとったとします。二百人の人の命を守るためには、五人の銀行強盗を射殺しなければならないこともあるでしょう。この場合も二百人の命を救う徳を積むかわりに、五人殺したカルマの負債を積みます。このように徳や不徳は、あくまでも相対的であり、結果として、どうすることでより大きな徳が積めるのかということのほうが重要です。過去の武人や武将でも神上がりしている方々もたくさんおられると、前世療法の中で、魂のガイドが教えてくれたことがあります。

試練を乗り越えて幸せになる

しかし、彼らが肉体をもって生まれ変わるときには、その過去のカルマの負債もまた実体化して、それなりの試練があることは避けられません。ですから、私達は、悪劫を積まないという消極性よりも、善徳を積むという積極性をもって生きるほうが大切です。積不善を積むことを恐れるよりも、どうすればもっと徳がつめるか、それを考えていくことのほうが有意義です。その過程で間違って、積不善を積んだのであれば、それは償えばよいだけのことなのです。勇猛心をもって試練を乗り越えていこうではありませんか。最新刊をぜひお読みください。
最新刊『魂の黄金法則~あなたの人生を好転させる積善の秘密』

あわせて読みたい関連記事: