いかなる困難も乗り越えられる潜在意識活用法

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人生で大切なことは「理想」を持ち、それを目指すことだとかのエドガー・ケイシーも述べています。その鍵は「忍耐」にあるとも彼は述べています。もし、あなたが実現に手間ひまのかかる困難な理想を目指そうとしているなら、あなたにとってそれが「魂を磨いている」ことに他なりません。

できることをできる範囲でやっていると、人は限界を突破しないので成長できません。難しい理想にむけて努力するから知力も気力も意志力も進化するのです。それが魂を磨くということです。潜在意識のことが本当にわかったら、もっとも大事なことは「確信すること」であるとわかってきます。「それができる」、「それが実現できる」と確信するからこそ、そのとおりになるのです。

良き未来を確信し行動すること

もっとも重要な努力は「確信する努力」です。それができたら、「行動すること」です。動くこと、書くこと、作業すること、祈ること、すべて「行動」です。その次に大事なのは「継続すること」です。問題の種類と本人の状況により実現までの時間はさまざまです。しかし、継続する限りは、いつか必ず実現します。また、そのように確信せねばならないはずです。つまり「確信する努力をして、行動を積み重ね、それを継続する」そうすれば困難な理想も実現できるのです。いかなる困難も乗り越えられるのです。困難といっても、あなたは「もしかするとできるかもしれない」と考えるからこそ、その願望を抱いたはずです。最初から不可能と思い込んでいることを願うことはないからです。その「もしかすると」を「何が何でも」にまず、宣り直し(のりなおし)しましょう。「何が何でもこれを実現させるぞ」という思いこそが、それを現実化させるのです。

解決志向アプローチはブリーフセラピーの基本

解決志向アプローチはブリーフセラピーの基本で、西洋の森田療法ともいわれています。原因究明と原因解決については、おいておき、今と未来をよりよくすることに意識をむけます。そして、マイナスはそのままで、プラスをどんどん大きくして、相対的にマイナスを無力化します。マイナスを減らすのではなく、プラスを増やす。短所を克服するより、長所を伸ばす。過去を悔やむより、未来を創造する。不幸を解決するより、幸福を追求する。これが解決志向アプローチの基本となる考え方です。「解決」とは、問題が除去された状況ではなく、その人が志向する「未来の望むべき状態」であるとする考えです。したがって問題に焦点をあてるのではなく、その人の価値観やものの見方に沿った解決を創り上げていくというものです。問題点に焦点をあてると、問題の原因にばかり意識が向かいます。しかし、原因追及をしても解決しないことも多いのです。原因よりも、目的に焦点をあてると、新しい視点が得られるということです。

原因よりも目的に焦点をあててみる

これは多くの心理療法で活用されているものとなりつつありますが、前世療法がここにあわさると、解決志向がさらに強固になる利点があります。一見すると原因を追究する前世療法は、解決志向の真逆にみえますが、実はこれは浅い見方です。本当は、前世を知り、因果律を悟ると、解決志向はより強力で揺るがないものになるのです。前世療法で付与される世界観とは、因果応報と、想念現象化です。これは同じ現象を別の角度から表現しているものですが、自分の意志と想念の積み重ねが今と未来をつくるという法則です。患者は自分の過去世の物語(複数)を体験することで、その法則が成就している様をまざまざと見ます。それが、現実の世界に戻ってきてからの実生活の行動の強力なるモチベーションになるのです。自分のしている行為の結果がどのような未来につながるのか、前世療法体験者は確信をもっています。悟っているといってよいでしょう。それゆえに今と未来を創造することに迷い無くぶつかっていけるのです。全力を傾けることができるのです。

心の迷いをとりのぞく前世療法

この「迷い」がなくなるというのも前世療法の大きなメリットであるといえます。特に二度、三度と体験して複数の前世を知ると、その確信はもはや、何があろうとぶれることのないものへと育っていきます。そういう患者様をたくさん見てきていますが、みなさん、別人のように人生を改革されて、すばらしい活躍をされているのです。「前世療法に出会って本当に良かった」と皆さん共通しておっしゃいます。一度で劇的な変化をする人もいれば、二度目、三度目(あるいはそれ以上)でそうなる人もいます。しかし、本人にとって適正なだけの前世体験を通過すれば、必ずやその状態はやってくるのです。その時、その人は誰に相談せずとも、自分の人生を創造できる人となったということです。

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