自己嫌悪や自己不信の悩みの克服法

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自己嫌悪にとらわれていたり、自分が何をしてしまうかわからないというのは、想念のコントロールがしっかりとできていない時の症状です。想念というものは、刻々に、意識して、自分で良いものを生み出す努力が不可欠です。

自己暗示療法は自分への言い聞かせの訓練

この努力をしないと、たちまち、自己嫌悪や愚痴、不平不満、ダメだしなどの過去の習慣に引きずられて、元に戻ってしまいます。つまり自動的に生まれる自分の悪想念にふりまわされるのです。この自動的に起こる自動思考の流れは意識すれば断ち切ることができます。それがなかなかできないのは、「想念が勝手に湧いてきて自分を縛る」という思いこみがあるからです。確かに想念は、ふとした感覚とともに湧いてくるものです。しかし、自分自身で意図的に生み出すこともまたできるのです。

想念は、自分で意図的に作り出すことができる

その練習が良いつぶやき、良い口ぐせの習慣化です。自分の悪想念を消去しようとするなら、一日に一回プラスの独り言をつぶやけばよい、というものではなく、日々、刻々につぶやくことが大切です。「絶対によくなる」「どんどんよくなっている」「すべてはうまくいっている」というような言葉を自分につぶやく習慣を自分で作り出すことが大切です。これが正しい自己暗示となります。

自己暗示の訓練、日々のつぶやきの実践

こうした自分で行う努力は、想念転換の基礎になりますが、このような自力を用いて、想念をコントロールする以外に、環境を変えることで自然に想念を好転させる方法もあります。想念の転地療法ということです。自分がいるコミュニティや人間関係をがらりと変えると浮かんでくる想念も変わってきます。多くの否定的想念はある特定の人物に誘発されて生まれてくることが多いからです。それは過去の誰かの言葉や仕打ちの記憶のこともあります。環境を変えるというのは非常に有効な方策といえるのです。

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