どんな世界観を持つかで引き寄せも変わる

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人生は自分が抱く世界観のとおりになります。自分が作る「世界とはこのようなものなんだ」というイメージの中身が重要です。たとえば、幼いころにいじめられたり虐待されたりする体験の結果、もし、「世界は敵ばかり、まわりはみな、自分を攻撃してくる」といった世界観を抱いてしまうと、その後の人生では、自分が認識する世界のとおりの運命をみずから招き寄せる結果となるということです。多くの人は、自分の幼少期の経験に影響されて世界観を構築してしまいます。

それが良い世界観であれば、何の問題もないのですが、自分を不幸にするような世界観であると、その後の人生は厳しいものとなってしまうのです。どんなふうに世界を観るのか、あなたの自由ですから、自分が幸せになる世界観を持つことが大切です。もし、あなたが幼少期に厳しい試練の中に生きていたとしても、それだけを根拠に世界を認識することのないよう、気を付ける方が良いのです。

人生はその人が信じたとおりに展開する

想念が現象化していくのがこの世の仕組みです。前世からの影響もありますが、ただいまただいまの自分の取り組みが、もっとも大きな影響力があるのです。自由な世界観を作ることが大切です。障害とか妨害とか敵とか欠点とか能力が自分を制限しているという世界観は捨てましょう。「わたしは絶対に幸せになれる。わたしは絶対に○○して楽しい人生を生きる」と自分で決定していくことが開運の鍵です。毎日の「決定」の努力こそが引き寄せの努力であり、あなたの運命を自由意志で創造する活動になっています。他者を主体に思考するのではなく、自分の価値感と人生観を柱とすることです。悪しき過去に縛られないようにし、自分の無限の可能性を信じることが大切です。そうすることで悪しき過去が繰り返されることを阻止できるのです。

自分を軸にした世界観を持つ

他人を軸にする思考の癖を捨てることは重要です。他者を主体にするということは、他者にあなたの人生が支配されているということになります。相手がどう思うか、どう行動するかということばかりを考えている限り、あなたは自分の人生を生きることができず、環境に支配されてしまいます。そうではなく、釈迦が天上天下唯我独尊と教えたとおり、あなたがこの宇宙の中心にいることを思い出しましょう。誰もが、自分という宇宙の中心にいて、とりまくすべては周囲の環境でしかありません。決定権は中心にいるあなたにあって、あなたの人生はあなたが決め、思い込み、確信し、熱望したものをどんどん引き寄せてしまうのです。あなたの人生の主人公はあなたなのです。逆にいえば、一見、相手次第のように見える出来事もあなたの宇宙においてあなたが信じたことをただ引き寄せているだけともいえるのです。あなたが行う想念の創造活動が周囲の現象にも好影響や悪影響を与えているのです。

過去から現在が生まれ、現在から未来が生まれる

より正確に言えば、前世からあなたが行ってきた想念の創造活動の集大成が今の状況です。つまり、すべての原因は自分にあります。すべては自分次第なのです。逆にいえば、自分の思い込みひとつで環境さえもコントロール下におくことができるということです。この世の物理法則があるので結果として出るのに一定の時間がかかるというだけであり、あなたの日々の環境はあなたが出した創造物なのです。あなたが意識すべき他者があるとしたら、それは「神様」だけです。「神様が守って下さっているから何があっても絶対大丈夫!」「神様の応援があるから、すべては絶対うまくいく!」このような自分と神様の世界に生きれるようになると、それは「普遍的信仰心」の入口に立ったことになります。「神様」は、あなたを無限に愛してくれているので、あなたも、周囲の人々にその神様からあなたに届いた愛を無限に分け与えてあげて下さい。このような世界観に生きている人は、どんどん良いことが引き寄せられるようになります。神様や仏様という概念が抹香臭く感じる人もいるかもしれませんが、宇宙創造主という概念を持つことなら難しくはないと思います。

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