原因と結果の法則を悟る前世療法

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「すべての原因は自分にある」だからこそ、「すべてを良い方向に変えていく人生創造の責任と権限も自分にあるのです」。このことを悟ると、自由自在の人生が始まるのです。

世の中には努力して変えられることと努力しても変わらないことが

すでに起きてしまったことは変わりません。死んだ人間は生き返らないのです。努力しても救えなかったのであれば、それは因果応報の運命として避けられなかったことです。子供でも家族でも死んだという結果にすでにあらわれてしまえば、こう理解するのが正解です。大事なのはこれからの未来をどう創造していくか、ただいま、ただいまの現実をどう素晴らしく生き抜くか、それです。「良いことを思えば良い結果が来る」「悪いことを思えば悪い結果が来る」この法則。引き寄せの法則を悟ることが大事です。因果応報の法則と同義です。愛、許し、夢、希望、融和、繁栄、感謝を思うことが大事で、憎しみ、責め、幻滅、反発、困窮、愚痴を思うことが罪なのです。その思いがそのとおりの未来を引き寄せるからです。前世と過去の想いが今を引き寄せたのであり、今の想いが未来につながるのです。

悪は栄えるように見えるが必ず滅ぶ

因果応報があるなら、悪事をして栄えている悪人はなんなのか。こんなふうに思ったことのある人は多いのではないでしょうか。因果というのは結果となり、報いが来るのに機が熟す必要があります。その機の一つは生まれ変わりの節目であるし、この世とあの世の移行期です。生きている時に償えなかったものは来世であがないます。殺人についていえば、時代によっては戦国時代などのように生きていくために戦いをさけられない時代もあります。立場や責任のため、やむをえず殺してしまうケースもあるのです。そのあがないは、来世で命を奪われる体験となります。たとえ生きている間に免れていても、死後の世界と来世では自分の行動の責任から逃れられないのです。もうひとつは、一生の中でも厄年というのがあります。厄年というのは因果の帳尻があう天の機です。厄年で大病を患ったり、試練に会って苦しむのがこれです。

逆に厄年から大開運する人も

これまで苦労を重ねた人などに厄年を過ぎて大開運するケースもみられます。厄年は一生に数回あります。前世療法によって前世を自分で知ることができると、意外な発見があるかもしれません。この世で悪が栄える姿を見ると、神も仏もあるものかと言いたくなる人も多いでしょう。しかし、長い目で観察していると、必ず、悪は滅ぶようになっているのです。それは人類の歴史が証明しています。様々な問題を抱えながらも、人類社会が少しずつ、良い方向に変わりつつあるのはまさに、過去に栄えた様々な悪が滅びさってきたからにほかなりません。

人生における苦難の根源は、因果応報にあります

生まれてからの因果応報だけでは説明がつかない現象は、すべて前世の因です。生まれながらの幸運星、生まれながらの不運星。すべては前世の人の縁です。それを知った上で、未来にむけての良い因果を創造するのが人生の目的です。前世のせいにしてあきらめるという話ではまったくありません。刻々に未来にむけて因果応報の法則は今も働いているのですから、いま、何をするかがもっとも重要です。いじめられるのは前世の自分のせいとか、いじめてしまうのは前世の自分のせいとか、何かのせいにして自己責任から逃れるのでは、この宇宙法則を間違って理解していることになります。

今の自分が変わるために善なる原因を今つくるべし

今の自分を変えることに結論を持っていかないために何々のせいという話に持っていくのであればまったく間違っているということです。今苦しいならば、いっそう未来を良きものに変えるべく、只今の努力を行って、良い因果を生み出すべきです。あなたが今、何もせず怠惰に生きているならば、その選択は、悪い未来をつくっている行為です。いじめているほうの人間でいうなら、人をいじめた因果応報を未来において我が身にそのまま受けるということを悟るべきなのです。

他人をいじめることは、未来の自分をいじめること

悲観や幻滅の世界から出て、人間としてまっとうに社会とかかわり、人様のために行動をしましょう。意味なく生まれてきた人間など存在しません。この世でなすべき宿題を神様から授かって人は生まれてきています。それを放棄して、らくな場所に閉じこもっていては、未来もよくなりません。向上心は天国の心であり、怠けは地獄への道です。まっとうな人として生活を正しましょう。アルバイトでも何でもよいので、社会に出て人のために行動をしましょう。そのまえに、まずは散歩など体を動かしてリハビリしましょう。これから自分の人生をどう創造するか、立志発願をしましょう。まっとうな人間になり社会人として、自立しましょう。それがあなたを生んでくれたお母様、お父様、祖父母、ご先祖への一番の孝行です。

あなたを愛してくれた人のために行動しましょう

いじめられたことで自殺したり、ひきこもる人もいれば、それをはねかえして、苦難をバネに立派に社会で成功する人もいます。自殺もひきこもりも逃避です。命を捨てていることにおいて同じです。人間とは試練をのりこえて、今と未来にむけて只今に生きていくために生まれてきた存在です。いじめで自殺する前に親、警察、法務局、弁護士、カウンセラー、探偵事務所、問題を解決するにはいろいろな方法が存在します。情報を持ち、知識を持つ人に教えをこい、対策を学ぶことも、只今の努力のうちです。ひきこもりといっても、自宅でできる仕事も、今の時代には、いろいろ存在しています。内職、ブログ記事投稿業などのネットビジネスなどもあります。

自分が困難をどう乗り越え、どう前向きに生きるか

絶対に人生を投げず、どこまでもチャレンジし続ける。それが魂の修業なのです。実際、カルマの負債が清算されていくと、ある時期から悪いことはおこらなくなるものです。そこまでの忍耐、そして今の自分が新たにカルマの負債をつくらないことが、肝心です。悪いことをするのもカルマの負債になりますが、何もしない(怠け)というのも、負債になります。生まれてきたのに自分の価値を世に活かさない積不善です。

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